タイのバンコクに赴任となり、
インターナショナルスクールが良いか、
バンコク日本人学校が良いかで悩んでいる人がいると思います。
どちらにも良い点、悪い点がありますが、
雰囲気で選んでしまってはいけないと思います。
せっかくタイに来たんだから
インターナショナルスクールへ
なんて奥さんを見かけます。
そんな考えは甘いです。
子供は将来日本で暮らしますか?
海外で暮らしますか?
日本で暮らすのであれば、
インターナショナルスクールでの学習内容は
日本人学校の学習内容とは大きく違いますよ。
日本に帰ったとき、
帰国子女枠で受験が有利だなんていう人がいますが、
有利なのは入口だけです。
合格したあとは、
日本の学習が続きますので、
土台が無い場合はとっても苦しむことになるでしょうね。
しかも退屈な英語の学習のおまけつきです。
また、子供は何語で人生の哲学的な悩みを考えるでしょうか。
日本語ですか?英語ですか?
日本語が弱いと考え方も弱くなるそうですよ。
会話はできても深く考えることができないこともありますよ。
人間って言葉がないと考えられないようにできていますからね。
高いお金を出して、
英語はペラペラでも中身が伴っていなければ
宝の持ち腐れです。
英語を使って自分の考えを発表することが大切でも
考えのもとになる日本語が弱かったら
元も子もないでしょうね。
安易にインターナショナルスクールに入れる前に
立ち止まって考えた方が良いですよ。
