バンコク日本人学校へ入学・編入するとき、ランドセルを日本から持って行くべきか迷う家庭があります。
結論から言うと、バンコク日本人学校ではランドセルを用意する必要はありません。
学校指定の通学かばんはなく、ランドセル、リュックサックなど、家庭と子どもに合ったかばんを使用できます。
ただし、小学部低学年については、安全面や使いやすさから、両肩にかけて両手を空けられるタイプのかばんが学校から推奨されています。
この記事では、学校の公式情報をもとに、ランドセルを持参するかどうか、通学リュックの選び方、図書かばんや学用品の準備について解説します。
最終更新:2026年7月
先に結論
- 通学かばんに学校指定はありません
- ランドセルでもリュックでも通学できます
- 低学年は両肩にかけられるかばんが推奨されています
- 大きめの本が入る図書かばんも別に用意します
- 学用品の大部分はバンコクでも購入できます
- ノートは学年ごとに指定があるため、入学後に確認します
- 電子辞書は持参・使用とも禁止されています
バンコク日本人学校ではランドセルが必要?
バンコク日本人学校の公式FAQでは、通学かばんについて次のように案内されています。
- 通学かばんの指定は特にない
- 小学部低学年は、両手が使える両肩掛けタイプが望ましい
- 小学部は、大きめの本が入る図書かばんも用意する
したがって、ランドセルを使っても問題ありませんが、入学・編入のために新しくランドセルを購入する必要はありません。
判断の基本
「周囲の子どもが何を使っているか」より、必要な学用品が入り、子どもが安全に持ち運べるかどうかで選びます。
すでに使っているランドセルは持って行ってもよい?
日本ですでにランドセルを使っていて、子ども本人が気に入っている場合は、タイへ持参して使うことができます。
学校指定のかばんではないため、「ランドセルを使ってはいけない」という決まりはありません。
ランドセルを持参しやすい家庭
- 子ども本人がランドセルを使いたがっている
- 現在のランドセルを問題なく背負えている
- 赴任期間が短く、日本へ戻った後も使用する
- 教材や荷物が無理なく収まる
- ほかの荷物と合わせても渡航時の負担にならない
一方、ランドセルを使うかどうかは、本人の希望だけでなく、荷物量や体格も見て判断してください。
タイ赴任のためにランドセルを新しく買う必要はない
新小学1年生としてバンコク日本人学校へ入学する場合も、タイ赴任のためだけにランドセルを購入する必要はありません。
軽くて背負いやすいリュックサックを選べば、入学時からそのまま通学に使用できます。
新たにランドセルを買わなくてもよい理由
- 学校指定ではない
- リュックでも通学できる
- 子どもの体格に合った軽い物を選べる
- 荷物量に合わせて容量を選べる
- 汚れたり傷んだりした場合に買い替えやすい
- バンコクでも通学用のかばんを購入できる
日本へ帰国したときにランドセルを使用する予定がある場合は、帰国時期や子どもの学年を考えて購入時期を決めてください。
通学リュックを選ぶときの10項目
通学用リュックは、デザインやブランドだけで選ばず、子どもが毎日使いやすいかを確認します。
□ 教科書やノートを無理なく入れられる
□ 大きめの教材も入れやすい
□ かばん自体が重すぎない
□ 肩ひもの幅とクッション性が十分にある
□ 子どもの背中に合う大きさである
□ ファスナーを子どもが自分で開閉できる
□ 水筒や小物を分けて収納できる
□ 雨や汚れに対応しやすい素材である
□ 名前を外から見えすぎない場所に書ける
□ 子どもが一人で荷物を整理できる
大きすぎるリュックにも注意する
荷物が多く入る方が便利に見えますが、子どもの背中より大きすぎるかばんは、歩行や乗降の負担になることがあります。
容量だけでなく、実際に教材を入れた状態で背負わせ、肩ひもや背面が体に合っているかを確認してください。
軽さだけでなく耐久性も確認する
非常に薄いリュックは軽い反面、教科書の重さで形が崩れたり、肩ひもやファスナーが傷みやすかったりする場合があります。
底、縫い目、肩ひもの付け根なども確認します。
低学年は両肩にかけられるかばんを選ぶ
学校公式FAQでは、小学部低学年について、両手が使えるように両肩にかけるタイプのかばんが望ましいと案内されています。
片方の肩だけにかけるバッグや、手で持ち続けなければならないバッグより、リュック型の方が両手を空けやすくなります。
特に低学年では、次の点も確認してください。
- かばんを背負ったまま自分で歩ける
- 自分で荷物を出し入れできる
- 肩ひもがずり落ちにくい
- 荷物を入れても後方へ引かれすぎない
- 水筒などの重い物が片側に偏らない
図書かばんも別に用意する
バンコク日本人学校の小学部では、通学かばんとは別に、図鑑などの大きめの本を入れられる図書かばんを用意するよう案内されています。
公式FAQでは、できれば布製の物が望ましいとされています。
図書かばんの確認項目
- 大きめの図鑑や絵本を入れられる
- 持ち手が短すぎない
- 本を入れても底が大きくたわまない
- 子どもが自分で出し入れできる
- 折り畳んで通学かばんへ入れられる
- 汚れた場合に手入れしやすい
- 名前を書く場所がある
小さな手提げ袋では、大型の本が入らない可能性があります。
日本から購入して持参する場合も、大きさを確認してください。
リュックの中を整理しやすくする
大きな一室だけのリュックは荷物を入れやすい反面、プリントや小物が底にたまりやすくなります。
子どもが自分で準備できるよう、収納場所をある程度固定します。
- 教科書とノート
- 連絡に必要な物
- 筆箱
- 水筒
- 予備のマスクやハンカチ
- 図書かばん
ポケットが多すぎるとかえって分からなくなる子どももいます。
子どもの性格に合わせ、毎日使う物の収納場所だけを決めてください。
日本から持参するか、バンコクで買うか
学校公式FAQでは、学用品の大部分をタイで購入できると案内されています。
校内の購買部、市内の日系スーパー、書店などで購入できます。
そのため、赴任前にすべての文房具を大量に買い込む必要はありません。
日本から持参しやすい物
- 現在使っていて子どもが慣れている通学かばん
- 使い慣れた筆箱や文房具
- 子どもの体格に合う図書かばん
- 入学直後に必要な最低限の学用品
- 家庭学習で継続して使用している教材
入学後に確認してから買う物
- 学年ごとに指定されるノート
- 学校や担任から具体的な案内がある用品
- 授業で使用する教材やファイル
- 買い替えが必要になった消耗品
特にノートは、小学部で学年ごとの指定があります。
日本で大量に購入せず、入学・編入後の案内を確認してください。
日本から通学かばんを用意するなら、ここから比較
ブランド名よりも、かばん自体の軽さ、肩ひもの幅、子どもの背中に合う大きさ、教材の出し入れのしやすさを優先してください。図書かばんは、大きめの本が入り、折りたためる布製タイプが使いやすい候補です。
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電子辞書は持たせない
バンコク日本人学校では、辞書の引き方も学習の一環としているため、電子辞書の持参と使用が禁止されています。
日本で使っている場合でも、学校用として持たせないでください。
必要な辞書や学用品については、学年・教科の案内を確認します。
通学かばんに名前を書くときの注意
紛失時に分かるよう記名は必要ですが、外側の目立つ場所へ氏名や住所を大きく表示すると、第三者にも個人情報が見えてしまいます。
名前は、
- かばんの内側
- 外から直接見えにくい名札部分
- 必要なときだけ確認できるタグ
などへ記載します。
学校名、住所、電話番号などをどこまで書くかは、学校の案内と家庭の安全方針に合わせてください。
入学・編入前の持ち物チェックリスト
□ 通学かばんに指定がないことを確認した
□ ランドセルを持参するか子どもと相談した
□ 両肩にかけられるリュックを比較した
□ 教材を入れても重すぎないか確認した
□ 大きめの本が入る図書かばんを用意した
□ 現在使用している学用品を整理した
□ 学用品を日本で買いすぎていない
□ ノートは学年の指定を確認してから購入する
□ 電子辞書を学校用として準備していない
□ 入学・編入年度の最新案内を確認した
転入準備を、ここで一度全部チェック
通学かばんや学用品だけでなく、必要書類、教科書、オンライン申込み、スクールバス、受付日の持ち物まで、転入決定から初登校までに確認したいことを50項目に整理しました。出発直前に「あれを忘れていた」と慌てないための実用チェックリストです。
スクールバスを利用し始めたあと、 座席や持ち物、子ども同士のトラブルなどで 「どこへ相談すればいいの?」と迷うこともあります。
バンコク日本人学校のスクールバスでトラブルが起きたら|保護者の相談手順
バンコク日本人学校の入学準備情報
入学・編入、学費、スクールバス、学校生活などについては、教育専門の姉妹サイトでも詳しく解説しています。
日本人学校とインターナショナルスクールのどちらにするか迷っている場合は、次の記事をご覧ください。
バンコクの学校選び|日本人学校とインターナショナルスクールを比較
学校、スクールバス、塾、習い事を含む教育費については、次の記事にまとめています。
バンコク駐在の教育費はいくら?学校・バス・塾と会社補助を整理
まとめ|ランドセルより、子どもが安全に使えるかで選ぶ
バンコク日本人学校では、通学かばんの指定はありません。
ランドセルを使うこともできますが、入学・編入のために必ず用意する物ではありません。
低学年は両肩にかけられるかばんを選ぶ。
教材が無理なく入り、重すぎない物を選ぶ。
大きめの本が入る図書かばんも用意する。
学用品は日本で買い込みすぎず、学校の指定を確認する。
電子辞書は学校へ持たせない。
周囲がランドセルを使っているかどうかより、子どもが毎日安全に、無理なく使えるかばんを選んでください。
主な情報確認先
・泰日協会学校「よくあるご質問」
持ち物、学用品、ノートなどの指定は年度や学年によって変更される場合があります。入学・編入時に学校から配布される最新案内をご確認ください。