バンコクへの駐在が決まり、 住むエリアや家賃の予算が見えてくると、 次に迷うのが 「どの不動産会社へ相談すればいい?」 という問題です。
バンコクには、 日本語で対応してくれる不動産会社が複数あります。
しかし、 公式サイトを見比べると、
- 掲載物件数を強みにする会社
- 法人契約・駐在員対応に強い会社
- 入居後・退去時のサポートを重視する会社
- 日本にいる段階から相談できる会社
- 独自の補償や成約サービスを用意する会社
など、それぞれ特徴があります。
この記事では、 2026年9月時点で公式サイトの営業状況・サービス内容を確認できた 日本人駐在員が利用しやすい不動産会社6社を、 同じ基準で比較します。
特定の会社を一律に「1位」とするのではなく、 自分の赴任条件に合った会社を探すための比較材料として使ってください。
先に比較|バンコクの日系・日本人向け不動産会社6社
| 会社 | 公式サイトで確認できる特徴 | こんな人が比較候補 |
|---|---|---|
| スックリビング | 掲載691物件、仲介実績1,000件以上、日本人スタッフ、仲介手数料・礼金0、日本から相談・リモート内見対応 | 赴任前から多くの物件を比較したい人 |
| ヨシダ不動産 | 公式サイト掲載984件、日本人スタッフ、広域対応、入居後サポート、バンコク・シラチャ対応 | 物件数と長期サポートを重視する人 |
| スターツバンコク | 日本語対応、日本国内から相談可能、アパート・コンドミニアム・サービスアパートを扱う | 日本にいる段階から法人・赴任相談を進めたい人 |
| dearlife by RENOSY | 入居後から退去まで日本語サポート、独自補償、土日祝の内見対応、各種成約サービス | 入居後・退去時までのサポートを重視する人 |
| URBANLAND | スクンビット中心に1,000件以上、取引企業約200社、日本人スタッフ、法人ルールへの対応、仲介手数料0 | 会社指定の契約条件がある駐在員・法人契約 |
| 西村不動産 | タイ実績21年、仲介実績4,000件以上、日本語対応、入居前から退去までサポート | 実績と日本語での継続サポートを重視する人 |
※2026年9月に各社公式サイトで公開されている情報を確認して作成。 「物件数」「実績」などは各社で集計方法が異なるため、 単純な会社規模の順位として比較するものではありません。
結論|1社を決め打ちするより2〜3社を同条件で比較する
バンコクの賃貸物件は、 複数の不動産会社が 同じ物件を扱っていることがあります。
そのため、 最初から 「この会社が一番」 と決める必要はありません。
おすすめなのは、 同じ希望条件を2〜3社へ伝え、 提案される物件と対応を比較する方法です。
比較したいのは、 物件数だけではありません。
- こちらの希望を正確に理解しているか
- 会社の住宅規定を理解しているか
- 質問への返信が早いか
- デメリットも説明してくれるか
- 入居後の不具合に対応してくれるか
- 退去・デポジット返還まで相談できるか
なども重要です。
スックリビング|物件を広く探して赴任前から比較したい
スックリビングは、 日本人駐在員向けのバンコク賃貸物件を扱う不動産会社です。
2026年9月時点の公式サイトでは、 691件の掲載物件、 仲介実績1,000件以上 と案内されています。
また、 仲介手数料・礼金は0円と案内されています。
特徴的なのは、 日本にいる段階から相談でき、 リモート内見にも対応していることです。
まだタイへ到着していない段階から 候補物件を絞りたい駐在員には比較しやすいでしょう。
ヨシダ不動産|物件数と入居後サポートを比較したい
ヨシダ不動産は、 バンコク・シラチャで 日本人向け賃貸仲介を行っています。
2026年9月の公式サイトでは、 984件の住宅情報を掲載しています。
日本人スタッフ対応に加え、 広域エリアへの対応、 入居後のサポートなどを特徴として掲げています。
バンコク中心部だけでなく、 シラチャへの転勤や住み替えも視野に入っている場合は 比較候補になります。
スターツバンコク|日本にいる段階から相談したい
スターツバンコクは、 スターツグループのタイ拠点です。
公式サイトでは、
- 日本語対応
- 初めて海外へ赴任する人への説明
- 日本国内からの相談対応
を明記しています。
取り扱いも、 賃貸アパート・コンドミニアムだけでなく、 サービスアパートまであります。
特に、 会社経由で海外赴任手続きを進めていて、 日本側とタイ側をまたいで相談したい場合には 比較しておきたい会社です。
dearlife by RENOSY|入居後・退去時のサポートを重視
dearlife by RENOSYは、 バンコク・シラチャの日本人向け不動産仲介会社です。
特徴の一つが、 物件を紹介して契約したあとも 日本語でサポートする体制です。
公式サイトでは、 入居中のトラブル、 契約更新、 退去手続き、 デポジット返金交渉などを 専任チームがサポートするとしています。
また、 条件を満たす物件では、 入居中の修理費用や 退去時の原状回復費用について 賃料の10%を上限とする補償サービス も案内されています。
タイで初めて賃貸契約をする人にとって、 契約後のトラブル対応まで比較できる点は重要です。
URBANLAND|法人契約・会社規定がある駐在員にも
URBANLANDは、 日本人駐在員向けに バンコクの賃貸物件を紹介しています。
公式サイトでは、 スクンビットエリアを中心に 1,000件以上の物件を取り扱い、 取引企業は約200社 としています。
特に注目したいのが、 企業ごとの契約ルールや規定・形式に合わせた対応を 強みとしている点です。
駐在員の場合、 本人が気に入った物件でも、
- 会社指定の契約書
- 住宅補助の上限
- 法人契約の条件
- 会社が認めない設備や契約条件
などで契約できない場合があります。
会社規定が細かい駐在員ほど、 こうした法人対応も比較しておくとよいでしょう。
西村不動産|長い現地実績と日本語サポート
西村不動産は、 日本人駐在員向けのバンコク賃貸を扱っています。
2026年9月時点の公式サイトでは、 タイ実績21年、 仲介実績4,000件以上 と案内しています。
日本人スタッフによる日本語対応に加え、 入居前から退去までのサポートも特徴です。
アパート、 サービスアパート、 コンドミニアムを扱っているため、 物件タイプを決め切れていない段階でも 相談候補になります。
目的別に考えると選びやすい
6社すべてへ連絡する必要はありません。
自分が何を重視しているかで、 問い合わせ先を2〜3社に絞ると効率的です。
| 重視すること | 比較候補 |
|---|---|
| 赴任前から日本で探したい | スックリビング、スターツバンコク |
| 公開物件をたくさん見比べたい | スックリビング、ヨシダ不動産、URBANLAND |
| 法人契約や会社規定が細かい | URBANLAND、スターツバンコク |
| 入居後・退去までのサポートを重視 | dearlife by RENOSY、西村不動産、ヨシダ不動産 |
| 長い現地実績を重視 | 西村不動産など各社の実績・運営年数を比較 |
これは「どこが上」というランキングではありません。
各社が公式に公開しているサービス内容から、 問い合わせ先を絞るための目安として整理しています。
不動産会社へ最初に送る内容|これだけ書けば話が早い
問い合わせ時に 「バンコクで家を探しています」 だけ送るより、 条件を具体的にすると 提案される物件の精度が上がります。
最初に伝えたい条件
・入居予定日
・駐在予定期間
・家族構成・子どもの年齢
・勤務先の最寄り駅やエリア
・子どもの学校
・希望エリア
・家賃上限
・会社の住宅補助上限
・希望間取り
・アパート/コンド/サービスアパートの希望
・BTS徒歩圏が必要か
・スクールバスの条件
・ペットの有無
・会社名義/個人名義のどちらで契約するか
この条件を同じ内容で2〜3社へ送り、 提案物件を比較すると違いが見えやすくなります。
「同じ物件ならどの会社でも同じ」ではない
同じ建物の同じような部屋を 複数の不動産会社が扱うことがあります。
しかし、 不動産会社の価値は 物件を見つけることだけではありません。
実際の駐在生活では、
- 入居時の不具合
- エアコン故障
- 水漏れ
- 契約更新
- オーナーとの交渉
- 途中解約
- 退去時の原状回復
- デポジット返還
などが発生します。
そのため、 入居前の営業担当者だけでなく、 入居後に誰が対応するのか も確認しておきましょう。
問い合わせ前に家賃相場を知っておく
不動産会社へ相談する前に、 自分の予算で どの程度の物件を借りられるのかを知っておくと便利です。
2026年の日本人向け掲載物件データでは、 一つの目安として、
1ベッド:約38,000バーツ
2ベッド:約55,000バーツ
3ベッド:約75,000バーツ
という中央値があります。
詳しい家賃相場は、 バンコク駐在の家賃相場2026|単身・家族・間取り別にいくら必要? でまとめています。
不動産会社を選ぶ前に「住むエリア」も決める
物件会社へ 「おすすめの家を紹介してください」 と丸投げするより、 ある程度エリア候補を持っている方が 物件探しは早く進みます。
特に家族帯同では、
- 夫・妻の勤務先
- 学校
- スクールバス
- スーパー
- 病院
- 習い事・塾
まで含めてエリアを考えます。
プロンポン、 トンロー、 エカマイ、 アソーク、 オンヌット、 サトーン、 バンナーを比較した記事は、 バンコク駐在の住む場所はどこがいい?家族向け7エリアを比較 で確認できます。
内見では営業担当に任せきりにしない
日本語で案内してもらえると安心ですが、 最終的にその部屋で暮らすのは自分たちです。
内見では、
- エアコン
- 水圧
- 排水
- 騒音
- 日当たり
- 収納
- インターネット
- シャトルサービス
- 子どもの遊び場
- 修理対応
などを自分でも確認してください。
詳しくは、 バンコクのコンドミニアム選び|駐在家族が内見で確認する20項目 にまとめています。
掲載会社を選んだ基準
この記事では、 単に検索結果へ出てきた会社を並べているわけではありません。
2026年9月時点で、
- 日本語の公式サイトを確認できる
- バンコクで日本人・駐在員向け住宅を扱っている
- 現在の問い合わせ導線を確認できる
- 会社の特徴・サービス内容を公式情報から確認できる
会社を中心に掲載しています。
会社規模だけで順位を決めるのではなく、 駐在員が 「自分にはどの会社が合いそうか」 を判断できることを基準にしています。
この比較記事の広告・PRについて
2026年9月現在、 この記事で紹介している不動産会社から 広告料・紹介料を受け取って掲載順位を決めているものではありません。
今後、 広告・タイアップ・スポンサー掲載を行う場合は、 「PR」「広告」等を明記し、 通常の比較本文とは区別します。
また、 広告掲載の有無によって 比較本文の評価や掲載順位を変更することはありません。
読者が安心して比較できることが、 長期的には不動産会社にとっても 価値のある紹介ページになると考えています。
まとめ|不動産会社は「物件」だけでなくサポートまで比較する
バンコクには、 日本人駐在員向けの不動産会社が複数あります。
今回比較した6社だけでも、
物件掲載数。
日本からの相談。
法人契約。
入居後サポート。
退去時対応。
独自補償。
などに違いがあります。
そのため、 「有名だから」 だけで1社に決める必要はありません。
同じ条件を2〜3社へ伝え、
どんな物件を提案してくれるか。
こちらの事情をどこまで理解してくれるか。
契約後まで相談できるか。
を比較してください。
駐在生活では、 家は単なる寝る場所ではありません。
家族の通勤、 学校、 買い物、 病院、 休日の過ごし方まで 毎日の生活に影響します。
物件だけでなく、 その後の生活まで相談できる会社を選ぶことが、 バンコクでの住居探しを失敗しにくくするポイントです。
情報確認先
スックリビング公式サイト
ヨシダ不動産公式サイト
スターツバンコク公式サイト
dearlife by RENOSY公式サイト
URBANLAND公式サイト
西村不動産公式サイト
各社の物件数、サービス、キャンペーン、営業時間等は変更されることがあります。 契約前には各社公式サイトで最新情報を確認してください。