こんにちは、バンコクでの駐在生活を経験しているベテラン駐在ママです。バンコクは異国情緒にあふれ、楽しい生活を送れる魅力的な都市ですが、慣れない環境には意外な落とし穴もあります。私が経験したり、聞いたりしてきた中で、「これはおすすめしない!」というポイントをいくつかご紹介します。
この記事では、バンコク駐在で避けるべき行動や習慣についてお伝えします。これからバンコクに住む方は、ぜひ参考にしてくださいね!
1. 過度に高い生活レベルを追求すること
バンコクは、日本に比べて生活費が安く感じるかもしれません。しかし、駐在員が集まる高級エリアでは、家賃やサービスの費用が高くなりがちです。豪華なコンドミニアムやプール付きの住居に惹かれてしまうこともありますが、これにこだわりすぎると、生活費が予想以上に膨らんでしまうことがあります。
住居や生活のレベルは、自分の家族にとって本当に必要なものかどうか、よく考えて選びましょう。過度な贅沢を求めると、貯金が減るばかりか、タイでのリアルな生活を楽しめないかもしれません。
2. 現地の交通ルールを甘く見ること
バンコクの交通は、正直言って混乱しがちです。特にバイクやタクシーの運転が荒いことが多く、渋滞も頻発します。日本の感覚で「きちんとした交通ルールが守られるだろう」と思い込むのは危険です。
無理に自分で車を運転することは避けた方が良いかもしれません。私自身、最初の頃は怖くてタクシーやバイクタクシーを敬遠していましたが、慣れてくると、安全に利用できる方法を学ぶことができました。Grabなどの配車アプリを使うと、交渉の必要もなく、安全で便利な移動が可能です。
3. 現地の文化を軽視すること
タイには独自の文化や習慣があり、特に宗教に関するマナーは非常に大切にされています。例えば、タイの王室や仏教に対する敬意を欠いた言動は、現地の人々にとって非常に失礼です。軽い気持ちでジョークを言ったり、無意識に文化を軽視する発言をしてしまうことは避けるべきです。
また、寺院を訪れる際には、服装にも気をつけましょう。肩や膝を隠す服を着ることがマナーです。観光地でも、こうしたマナーを守ることがタイでの円滑な人間関係につながります。
4. 夜の街や不健全な場所への訪問
バンコクはナイトライフも有名ですが、夜の街には注意が必要です。特に、観光客向けのナイトスポットや不健全なサービスを提供する場所には、トラブルの種が多く含まれています。観光地として有名な場所でも、悪質なトラブルや詐欺に巻き込まれることがあるため、安易に足を運ぶのはおすすめしません。
また、家族や夫婦での生活を大切にしたい場合、こうした場所への興味を持つこと自体が家族関係に悪影響を及ぼすこともあります。楽しむのは良いことですが、信頼できる友人や家族と一緒に安全な場所で楽しむようにしましょう。
5. 食事に無頓着になること
タイ料理は美味しく、バンコクにはお手頃で美味しい屋台がたくさんあります。しかし、衛生面に注意を払わずに食事をするのはリスクが伴います。特に、生水や調理環境が清潔でない屋台の食べ物は、お腹を壊す原因になることも。現地の人がよく利用している場所や、評判の良い店を選ぶことが大切です。
また、慣れない辛さに最初は戸惑うかもしれませんが、無理に辛い料理を食べ続けることも体調不良の原因になります。自分の体調や好みに合わせて、食べるものを選びましょう。
6. 現地の人に対する態度が悪くなること
長く住んでいると、時には現地のサービスや生活習慣に対してイライラすることもあるかもしれません。特に、タイの「マイペンライ(問題ない)」というゆるやかな態度に苛立ちを感じることも。でも、これを現地の人にぶつけるのは避けるべきです。
タイでは、温和で優しい態度が好まれます。強い言葉や感情を露わにすることは、あまり良い結果を生みません。時間がかかっても、丁寧な対応を心がけることが、最終的には問題解決の近道になります。
まとめ
バンコクでの駐在生活は、新しい経験と学びに満ちた素晴らしいものですが、気をつけるべきポイントも多いです。過度に贅沢な生活や、現地の文化を軽視すること、危険な場所への訪問は避け、自分自身と家族を守る意識を持つことが大切です。バンコクでの生活を最大限に楽しむために、今回のアドバイスが少しでも役立てば嬉しいです。
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