バンコクへ家族で駐在することになったとき、 未就学児がいる家庭では 幼稚園・幼保園選びが大きなテーマになります。
「日本語中心がいい?」
「せっかく海外だから英語も身につけたい?」
「園庭は広い?」
「スクールバスはある?」
「何歳から通える?」
「保育料はいくら?」
バンコクには、 日本人家庭が通いやすい幼稚園・幼保園が複数あります。
しかも、 同じ「日本人向け」でも教育方針はかなり違います。
この記事では、 現在公式情報を確認できる メロディー幼稚園、オイスカバンコク日本語幼稚園、Kids’ Academy Japanese Bilingual Programme、Universal Kids Bangkok の4園を比較します。
単純なランキングではありません。
子どもの性格、 家庭で使う言語、 将来の進学先、 住むエリアによって、 合う園は変わります。
最終確認:2026年10月。 募集状況、保育料、送迎範囲、クラス編成等は変更される場合があります。 見学・入園前に必ず各園へ最新情報を確認してください。
先に比較|4園はかなりタイプが違う
メロディー幼稚園
特徴: 1981年創立。 日本人部とインターナショナル部があり、 日本人部は日本の幼稚園教育要領・保育所保育指針を意識した保育を行っています。
日本人部は2〜5歳、 インターナショナル部は1歳半〜6歳が中心です。
英語・タイ語活動、 STEAM、 日本文化・タイ文化の行事なども取り入れています。
比較候補: 日本らしい幼児教育を軸にしながら、 海外ならではの英語・多文化体験も取り入れたい家庭。
オイスカバンコク日本語幼稚園
特徴: 2008年開園。 日本語部に加え、 2026年度からバイリンガル部とナーサリー部を新設しています。
広い園庭や自然体験、 外遊びを重視しているのが特徴です。
日本語部は最年少〜年長、 バイリンガル部は年少〜年長、 ナーサリー部は1歳半頃から対応しています。
比較候補: 外遊び・自然体験、 日本式保育を重視しつつ、 英語も取り入れたい家庭。
Kids’ Academy Japanese Bilingual Programme
特徴: 日本語と英語の 日英バイリンガル保育が大きな特徴。
日本人教諭と英語ネイティブ教諭が クラスを担当し、 タイ人アシスタントもサポートします。
エカマイのキャンパスには、 園庭、プール、砂場、運動施設などがあります。
比較候補: 将来、日本人学校とインターナショナル校の どちらも選択肢に残したい家庭。
Universal Kids Bangkok
特徴: 日本式の幼児教育と 英語・多文化環境を組み合わせた幼保園。
対象はおよそ1歳半〜6歳。 日本語・英語・タイ語に対応できるスタッフがいます。
公式サイトでは、 約3,000㎡の園庭を含む環境、 スポーツ、 探究活動、 食育などを特色として掲げています。
現在公開されている月額保育料は、 年少〜年長が 28,750バーツ。 給食、往復バス、教材費などを含むと案内されています。
比較候補: 日本語の安心感を残しながら、 英語・多文化・体験型教育を重視したい家庭。
メロディー幼稚園|日本らしい幼児教育+国際体験
メロディー幼稚園は、 1981年に設立された バンコクの日系幼稚園です。
公式サイトでは、 これまでに4,000人以上の卒園生を送り出してきたとしています。
大きく、
日本人部
インターナショナル部
があります。
日本人部では、 日本で教育を受けた専門教員を中心に、 日本の幼稚園教育要領・保育所保育指針を意識した 幼児教育を行っています。
一方、 日本語だけの生活ではありません。
2歳児クラスから 英語ネイティブ講師による活動があり、 3〜5歳児では 月6回の英語活動を案内しています。
また、 タイ語活動や、 ロイクラトン、 ハロウィンなど 日本・タイ・西洋文化を体験する行事もあります。
日本人部では、 STEAM教育も取り入れています。
「日本へ帰国したときに日本の幼稚園・小学校へつながりやすい環境はほしい。 でも海外生活らしい経験もさせたい」
という家庭には比較しやすい園です。
2026年度の保育費については、 公式サイトから最新の経費資料が公開されています。 金額・バス代・給食費などは 申込時に最新資料で確認してください。
オイスカ|広い園庭・外遊び・自然体験を重視
オイスカバンコク日本語幼稚園は、 2008年に開園しました。
特徴の一つが、 自然や外遊びを重視した保育です。
公式サイトの1日の流れを見ると、 自由遊びだけでなく、 午前・午後に外遊びの時間が設けられています。
園内では、
- プール
- 畑
- お山と小川
- 広い園庭
- 絵本の部屋
などを活用しています。
2026年度からは、 従来の日本語部に加えて バイリンガル部が新設されました。
バイリンガル部では、 日本人担任と英語担当の先生が入り、 日本式の保育に フォニックスなどの英語教育を加えています。
さらに、 1歳半頃から利用できる ナーサリー部も新設されました。
ナーサリー部は 月〜土曜日の7:00〜18:00で、 公式の募集案内では 30分75バーツ という料金体系が案内されています。
日本語部・バイリンガル部の最新保育料については、 園へ直接確認してください。
スクールバスもあり、 公式FAQでは スクンビット27〜69など 一定範囲の運行エリアを案内しています。
ただし、 実際に自宅前まで送迎できるかは コンドミニアムごとに確認が必要です。
Kids’ Academy|日英バイリンガルを重視する家庭へ
Kids’ Academy International Schoolには、 日本人家庭向けの Japanese Bilingual Programme があります。
公式サイトでは、 タイで最初に 日本語・英語バイリンガル部を開設した幼稚園と案内しています。
日英バイリンガル部は2005年開設です。
特徴は、 日本人教諭と 英語ネイティブ教諭が 1日のクラスを交互に担当することです。
日本語側では 日本の文部科学省の5領域を意識し、 英語側では イギリス式の教育を取り入れています。
つまり、
「日本語教育を守りながら、 英語環境にもかなり触れさせたい」
という家庭が比較しやすいプログラムです。
エカマイのキャンパスには、
- 広い園庭
- プール
- 砂場
- 自転車コース
- 運動施設
などがあります。
Kids’ Academyは、 日本語だけの幼稚園と 完全な英語インターの 中間を探している家庭にとって 検討しやすい選択肢です。
最新の学費・バス代等は、 公式サイトでは一律の金額を確認できないため、 日本語窓口へ問い合わせてください。
Universal Kids Bangkok|日本式+英語・多文化・体験
Universal Kids Bangkokは、 エカマイ・ソイ19にある 日本式のインターナショナル幼保園です。
対象年齢は、 およそ 1歳半〜6歳。
公式サイトでは、 日本語、 英語、 タイ語に対応できるスタッフがいると案内しています。
教育面では、
- スポーツ・運動
- 探究・体験型活動
- 食育
- 日本語・絵本
- 英語・多文化環境
などを組み合わせています。
また、 約3,000㎡の園庭を含む環境を特徴として掲げています。
現在公開されている保育料は、
年少・年中・年長:月28,750B
最年少・最々年少 週5日:月26,750B
最年少・最々年少 週3日:月17,200B
です。
入園金は 25,000B。
保育料には、 給食費、 往復スクールバス、 教材費などが含まれると案内されています。
そのため、 ほかの園と料金を比べるときは、 「月謝だけ」ではなく バス・給食・教材を含めた総額 で比較してください。
延長保育や アフタースクールもあります。
日本語中心か、バイリンガルかを最初に決める
園選びで最初に考えたいのが、 どの程度日本語環境を残すかです。
数年間の駐在後、 日本の小学校へ帰る予定なら、 日本語での集団生活や 日本の行事、 日本語の語彙なども大切になります。
一方、
「海外にいる間に英語へたくさん触れさせたい」
という家庭もあります。
今回の4園でも、
日本語中心+英語活動
日英バイリンガル
日本式+国際教育
と方向性が異なります。
園名だけで決めず、 実際に1日のうち 日本語と英語をどの程度使うのか確認しましょう。
将来、日本人学校かインターかでも変わる
幼稚園卒園後に、
日本人学校へ進むのか。
インターナショナルスクールへ進むのか。
によっても、 幼児期に重視することは変わります。
ただし、 3〜4歳の時点で 小学校まで完全に決める必要はありません。
Kids’ Academyのように 日英バイリンガルを掲げ、 両方の進路を視野に入れている園もあります。
バンコクの学校選びについては、 バンコク駐在の住む場所はどこがいい?家族向け7エリアを比較 と合わせて、 通学時間も考える必要があります。
「園庭」はバンコクでは意外と重要
バンコク中心部では、 日本の郊外の幼稚園のような 大きな園庭を確保するのは簡単ではありません。
そのため、 外遊びを重視する家庭では、
- 園庭の広さ
- 木陰があるか
- プール
- 運動施設
- 雨天時の運動スペース
などを見学時に確認してください。
公式サイトの写真だけでは、 子どもが実際にどのくらい外で遊んでいるかまでは分かりません。
スクールバスは「あるか」より「何分乗るか」
バンコクの幼稚園選びで かなり重要なのが通園バスです。
スクールバスがあるから安心、 とは限りません。
渋滞によって、 幼い子どもが 毎朝・毎夕長時間バスに乗る可能性があります。
見学時には、
- 自宅コンドミニアムまで来るか
- 朝何時に乗るか
- 帰宅は何時か
- 片道何分程度か
- 添乗員がいるか
- バス代は学費込みか別料金か
を確認しましょう。
特に住居がまだ決まっていない場合は、 園と住居を同時に考える 方が失敗しにくくなります。
保育料は「総額」で比較する
幼稚園の費用比較で注意したいのが、 月謝だけを見ることです。
園によって、
- 入園金
- 保育料
- バス代
- 給食費
- 教材費
- 制服
- 施設費
- 課外活動
の扱いが違います。
たとえばUniversal Kids Bangkokでは、 現在の月額保育料に 給食、往復バス、教材費などが含まれています。
一方、 ほかの園では 項目ごとに別料金になることがあります。
比較するときは、
「1年間通った場合の総額はいくらですか?」
と聞くと分かりやすくなります。
幼稚園見学で必ず見たい10項目
- 子どもたちの表情
- 先生の声のかけ方
- 1クラスの人数
- 日本語と英語を使う割合
- 園庭・運動スペース
- トイレ・衛生環境
- 給食
- 昼寝の有無
- スクールバスの時間
- 保護者への連絡方法
特に重要なのは、 設備の豪華さだけではありません。
先生が子どもへどのように接しているか、 実際の保育を見る方が大切です。
子ども本人の反応も見る
保護者が 「教育方針が素晴らしい」 と思っても、 子ども本人には合わないことがあります。
可能であれば、 見学や体験で、
先生に近づけるか。
遊びに興味を示すか。
同年代の子と自然に関われるか。
帰ったあとにまた行きたいと言うか。
も見てください。
途中入園できる園もある
駐在では、 日本の4月に合わせて 必ず赴任するとは限りません。
年度途中にバンコクへ来る家庭もあります。
今回紹介した園の中には、 空きがあれば年度途中の入園を受け付けている園があります。
ただし人気学年では、 空きがない場合もあります。
赴任が決まったら、 住居が確定する前でも 候補園へ問い合わせておくと安心です。
2〜3園は実際に見学する
幼稚園は、 ホームページだけでは分からない部分が大きいです。
同じ「日本式」でも、
自由遊び中心。
英語重視。
外遊び重視。
探究活動重視。
生活習慣重視。
など、 園の雰囲気は違います。
できれば候補を2〜3園に絞り、 実際に見学してから決めることをおすすめします。
園への問い合わせで伝える内容
最初に伝えると話が早い項目
・子どもの生年月日
・入園希望時期
・現在の居住地/候補エリア
・希望する日本語・英語環境
・スクールバス利用希望
・延長保育の必要性
・食物アレルギー
・日本人学校/インターなど今後の進路予定
・見学希望日
同じ内容を2〜3園へ問い合わせると、 条件を比較しやすくなります。
まとめ|「有名な園」より家庭の優先順位で選ぶ
今回紹介した4園は、 どれも日本人家庭が検討しやすい園ですが、 方向性はかなり違います。
メロディー: 日本らしい幼児教育を軸に、 英語・タイ語・STEAM・多文化体験も取り入れる。
オイスカ: 外遊び・自然体験、日本式保育。 2026年度からバイリンガル部・ナーサリー部も展開。
Kids’ Academy: 日本語と英語をしっかり組み合わせた 日英バイリンガル教育。
Universal Kids Bangkok: 日本式の安心感と 英語・多文化・探究・スポーツなどを組み合わせる。
どこが一番ということではありません。
日本語。
英語。
外遊び。
通園時間。
費用。
将来の進路。
家庭で何を重視するかを先に決めると、 園選びはかなりしやすくなります。
掲載・広告について
この記事では、 バンコクで暮らす日本人家庭が 幼稚園・幼保園を比較しやすいよう、 各園の公式情報を確認して紹介しています。
現在、 掲載している幼稚園・幼保園から 広告料・紹介料を受け取って 掲載内容を決めているものではありません。
今後、 バンコクの幼稚園・幼保園・インターナショナルスクール・ 幼児教育関連サービス事業者様からの 広告掲載、スポンサー掲載、園見学・取材、タイアップ等のご相談 も検討しています。
広告・PRを掲載する場合は、 読者に分かる形で 「PR」「広告」等を明記し、 通常の記事内容とは区別します。
また、 広告掲載の有無だけを理由に 比較記事の内容を変更することはありません。
※保育料・募集状況・送迎・クラス編成等の変更による掲載情報の修正についても、 公式情報を確認のうえ対応します。
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