こんにちは、バンコクでの駐在生活を経験しているベテラン駐在ママです。
バンコクに来る前、私もたくさんの不安を抱えていました。
新しい環境での生活、子育て、夫婦関係の変化など、
考えれば考えるほど心配事が増えてしまって…。
そんな経験を経て、今ではバンコクでの生活を楽しみながら、
同じような不安を抱える後輩駐在妻の皆さんにアドバイスを送れるようになりました。
この記事では、バンコクでの駐在生活でよくある悩みと、
それをどう乗り越えてきたのか、私の経験を元にお話しします。
少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
1. 孤独感と現地コミュニティとのギャップ
バンコクに引っ越して最初に感じたのは、やはり「孤独感」でした。
夫は仕事で忙しく、家にいる時間も少ない。
そんな中で、現地の人々やコミュニティに馴染むのは簡単ではありませんでした。
特に、文化や価値観の違いが、私を一層孤立させたんです。
でも、孤独感を感じるのは私だけじゃないんだと気づいたのは、
同じ日本人駐在妻たちとの交流が始まってからでした。
バンコクには、たくさんの日本人コミュニティがあり、
例えば日本人会やFacebookグループなど、気軽に参加できる場があります。
私も、思い切って参加したところ、同じ境遇の友人ができ、
孤独感が一気に和らぎました。
オンラインのサポートグループもあるので、
今の時代、孤独を感じる必要はありません。
2. 子育てと教育に関する不安
駐在妻として一番気になるのは、やっぱり子どもの教育ですよね。
私も、バンコクに来たばかりの頃は、子どもが現地の学校に適応できるのか、
日本に帰国したときに学力が遅れてしまわないか、心配でたまりませんでした。
でも、実際に現地の日本人学校やインターナショナルスクールを見学してみると、
日本語の補習クラスがあったり、優れたカリキュラムが組まれていたりと、
安心できる要素がたくさんありました。
また、駐在経験のある先輩ママたちからアドバイスをもらうことも
大きな助けになりました。
バンコクには、日本語の補習校や塾もあるので、
日本語力の維持や学力の補強ができる環境が整っています。
3. 夫婦関係の変化とその対処法
駐在生活は、夫婦関係にも大きな影響を与えます。
私たち夫婦も、慣れない環境での生活が始まり、
夫は仕事に追われて家族と過ごす時間が減る中で、
コミュニケーションがうまく取れなくなった時期がありました。
さらに、現地での浮気や風俗の問題が頭をよぎることも…。
この問題を乗り越えるために、
私たちは意識的にコミュニケーションを増やすようにしました。
例えば、週末は家族で過ごす時間を必ず作る、
平日もお互いの仕事や日常の出来事を話し合う時間を大切にする、などです。
また、同じ悩みを持つ駐在妻たちと話すことで、
気持ちが楽になり、夫婦関係も改善されました。
お互いの立場を理解し合い、支え合うことが大切だと実感しました。
4. 現地の医療と自分の健康管理
バンコクの医療水準は高いとはいえ、
言葉や文化の違いから来る不安は拭いきれません。
私自身、最初は病院に行くのもためらってしまいました。
でも、何度か通ううちに、信頼できる医療機関を見つけ、
言葉の壁も乗り越えられるようになりました。
日本語対応ができる病院も多いので、
最初にそういったところを利用するのも良いでしょう。
日本語が通じる有名な病院はサミティベート病院、バンコク病院です。
また、忙しい生活の中で、自分自身の健康管理が疎かになりがちです。
私はヨガや瞑想などのリラクゼーション活動を取り入れることで、
心身のバランスを保つように心がけています。
ストレスが溜まりやすい環境だからこそ、
自分をケアする時間を大切にしましょう。
5. 自分のキャリアやアイデンティティの喪失感
駐在に伴い、これまで築いてきたキャリアを中断せざるを得ないことも、
駐在妻にとっては大きな悩みの一つです。
私も、仕事を辞めてバンコクに来ることに対して不安を感じていました。
でも、現地に来てからは、新しい自分を発見する機会がたくさんありました。
現地でのボランティア活動やオンライン学習を通じて、
自分のスキルを活かす場を見つけたり、
ブログやSNSで情報発信を始めたりすることで、
自己成長につながる活動を楽しむようになりました。
バンコクでの生活をポジティブに捉え、
今の環境でできることに目を向けることが、
喪失感を乗り越えるカギだと思います。
結論
駐在生活は、新しい経験と学びの場である一方で、
多くの挑戦を伴います。
でも、だからこそ、自分自身の成長にもつながるんです。
悩みを抱えながらも、それを乗り越える方法を見つけることで、
より充実した生活を送ることができるようになります。
同じような悩みを抱える駐在妻の皆さんに、
私の経験が少しでも役に立てば嬉しいです。
バンコクでの生活が、皆さんにとって
素晴らしいものになることを心から願っています。